ハーブの種類|育て方・効能

ハーブとは

食用植物、草の葉、などの意味があり、現在では草に限らず、花や木の葉、実もハーブに含まれ、多くの種類があります。長い時間の中で薬効があると認められてきた私達の暮らしに役立つ植物をハーブと呼びます。アロマテラピーと同じ自然療法としてもよく使われますが、精油と比べて作用が穏やかなハーブは、より身近な存在に感じられるかもしれません。
ハーブは、ハーブティーにして飲んだり、料理に使ったり、さらには自分で栽培して育てる等、生活の中で楽しく利用する方法がたくさんあります。アロマテラピーとハーブを併用して使うことで、相乗効果となり、心身の健康や美容にも役立ちます。このサイトではハーブの種類や効能、ハーブ栽培を楽しむ為の育て方等を紹介していきます。

ハーブのルーツ

ハーブのルーツハーブのルーツは、地中海沿岸地方にあります。その地方の人々の生活のなかで、香りをかいだり、お茶にして飲んだりすることで、気分がよくなったりする植物のことを総称して「ハーブ」と呼んだことが始まりとされます。
ハーブ(HERBA)の語源はヘルバ(HERBA)。草という意味のラテン語です。かつて、食用の肉や魚を包むために近くの草の葉を利用してみたら保存性も良く臭みも少なく、おいしくなって食べられた。あるいは傷を負った時、手近な葦の葉を当てたら早く治った。というような偶然の出来事から、草の持つ抗菌、防腐、防臭、芳香付けなどの作用に注目し、ハーブを暮らしに役立て姶めたと考えられます。
ハーブの大多数は地中海沿岸の原産で、主に花、葉、茎などを利用します。一方、スパイスは亜熱帯や熱帯原産が多く、樹皮、根、種子、果実、花蕾などを乾燥させて使います。フレッシュで用いるとハーブ、ドライはスパイスとされることもありますが、厳密に分けられてはいません。

ハーブ育て暮らしを彩る

ハーブ育て暮らしを彩る多くのハーブは香りがある草ですが、香りのないものや木のもの等多くの種類があります。最近ではハーブ苗は身近な園芸店に並んでいます。自分で育てたフレッシュハーブなら、その香りや味はひとしおです。
日当たりが良ければ、ハーブ栽培は比較的簡単です。広い庭がなくても、ベランダで十分育てることができるのもうれしいところです。まずは、初心者でも育てやすい苗を買うことからスタートしましょう。ハーブ栽培を通して、生活を豊かに楽しみましょう。

ハーブ栽培に必要な3つの要素

植物の成長に不可欠なのが日光。とくに午前中はたっぷり光が当たる場所に置きましょう。さらに適度な風通しも必要です。ただし、夏場などは強い光が当たり過ぎると葉が焼けてしまうため、半日陰に置くようにしましょう。

日光と同じく、植物の成長に不可欠なのが水分。土の表面が乾いたら、たっぷりの水を与えると覚えておきましょう。春と秋は1日1回、夏は朝夕の2回、冬は土が乾いたときが目安です。水を与え過ぎると根腐れの原因になるので注意しましょう。

初めてハーブを栽培するなら、「ハーブ用」として販売されている土を使うのが、失敗も少なく安心です。ハーブをハーブティーや料理など食用に使いたい場合は、肥料も「ハーブ用」「野菜用」使うようにしましょう。

初心者にも育てやすいハーブは?

初心者にも育てやすいぺパーミントハーブを利用して楽しむなら、育てやすさよりも、どんなふうに楽しみたいかで選んだ方がよいでしょう。ハーブの種類によって栽培環境などが合う、合わないといったこともありますが、多くのハーブは丈夫で育てやすいので、まずは失敗をおそれずにチャレンジしてみましょう。それでも初心者に敢えておすすめするなら、ぺパーミントがよいでしょう。とても生育旺盛で、暑さ、寒さにも強く、利用方法もたくさんあります。日当たりがよくても、多少悪くても育つので、初心者でも栽培しやすいハーブです。

ハーブでコンテナガーデン

ハーブでコンテナガーデンよく使うハーブを目的別にコンテナに寄せ植えすると一度にそろえられてとても便利です。たとえば、ティーやクッキング用と分けたり、クッキング用ならイタリアンなコンテナ、エスニックなコンテナなど、それぞれの家庭の料理に合ったオリジナルのクッキングハーブコンテナを細かく仕立ててみろのもおすすめです。そんなコンテナはキッチンの近くに置くと好都合です。クラフト用のコンテナは、咲く花の色ごとに仕立てると、ポプリやタッジーマッジーなど、クラフトを作るときに役立ちます。

コンテナ栽培のポイント

コンテナ栽培のポイントコンテナで育てる場合、植え込まれたハーブにぴったりの場所がなくても移動が可能なので、季節に応じて少しでも条件の良い所に置くことができます。土もハーブ向きの用土を作って植え込めます。ハーブは、肥料を与えすぎると、本来の香りなどが損なわれ、よい株にならなけことがあります。しかし、土に含まれる肥料分が流れ出てしまうコンテナ栽培では、適度におぎなった方がよく育ちます。生長期には定期的に、ただしかなり少なめに施します。初心者には液体肥料が手軽でおすすめです。ラベルの表示の濃度よりさらに2倍の濃度になるよう倍の量の水で薄め、水やりがわりに施します。有機栽培をするなら、配合された有機質肥料の粒を、春と秋に土の表面に数粒埋め込んでおけばよいでしょう。

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